昔々、ある小さな村がありました。その村は長い間、雨が降り続いていました。村人たちは太陽の光を恋しがり、毎日が灰色に感じられていました。そんなある日、村の子供たちは色とりどりのてるてる坊主を作り、彼らに特別な願いを託しました。
青いてるてる坊主の「あおちゃん」は、空を飛ぶ力を持っていました。黄色いてるてる坊主の「きいちゃん」は、太陽の光を呼び寄せる力を持っていました。ピンクのてるてる坊主の「ぴんちゃん」は、花を咲かせる力を持っていました。そして、白いてるてる坊主の「しろちゃん」は、みんなの力を一つにまとめる力を持っていました。
ある夜、子供たちが眠りにつくと、てるてる坊主たちは魔法の力で動き出しました。あおちゃんは空高く飛び上がり、雲の上まで行きました。きいちゃんは太陽の光を集め、ぴんちゃんはその光で村中に花を咲かせました。しろちゃんはみんなの力を一つにまとめ、村全体を明るく照らしました。
翌朝、村人たちは目を覚ますと、長い間見たことのない青空と太陽の光に包まれていました。村中には美しい花が咲き誇り、子供たちは大喜びで外で遊びました。村人たちはてるてる坊主たちに感謝し、彼らの魔法の力を信じるようになりました。
それ以来、村では雨が降るたびに、子供たちはてるてる坊主を作り、晴れの日を願うようになりました。そして、てるてる坊主たちはいつも村を守り、みんなに笑顔を届けてくれました。
とさ!
そんな願いを託して「くみ」では手作りのてるてる坊主を販売しています。